Corporate Philosophy
Message From Nakashibetsu Craft Malting Japan
日本国の酪農主産地である北海道中標津町(なかしべつちょう)
この場所で先々代から「希望農場」という酪農を営んでいます。
ここは北海道の中でも気温が低く、冬はマイナス10度をこえる凍てつく大地。
酪農以外の食文化がありません。
そこでチャレンジしたのが、麦や大豆、小豆の畑作。
この地域で畑作をする生産者は少なく、気候条件も厳しいのですが
未来の生産にむかって多様な食文化を築く礎として、
自社生産の国産大麦をモルト加工する会社を設立することとなりました。
このモルトを使い、飲料や加工品を一つずつ作りながら、全国の方々にも中標津のモルトをお届けします。
中標津町の酪農生産はその規模的にも日本の乳業を支えています。
だからこそ、たくさんの想いをもって新しい生産にチャレンジする事を選びました。
私たちは生産者としての重い責任を感じながらもこれまで以上に努力を続けてまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
中標津クラフトモルティングジャパン
代表取締役 佐々木大輔
Nakashibetsu
Story About Nakashibetsu
Craft Malting
About Malt
①モルトは大麦を発芽させ、その途中で乾燥させたもの。
②発芽の際に酵素が誘導される。
解説
モルトはウィスキーやビールなどの原料として
■その酵素で澱粉を糖化し
■その糖類を酵母に供し醗酵させアルコールと炭酸ガスへと換える。
The Difference Between General Malt and Tenne Malt
①発芽の方法の違い。
②一般モルトは麦粒を60㎝から150㎝の厚さで機械とプログラム制御で発芽が行われる(機械製造)。
テンネモルトは麦粒を9㎝の薄さにして人の手によってスコップ作業を繰り返し発芽が行われる(手作り)。
解説
■テンネモルトの薄い麦粒層は、物理的な圧力も少なく、酸素の給気や
炭酸ガスの排気が容易で≪発芽力≫の強い良質のモルトが得られる。
■一般のモルトは逆に麦同士の圧力や酸素の給気、炭酸ガスの排気が困難。
現在世界中で販売されているモルトの大半が一般モルトである為、
テンネモルト(フロアモルティング)は大変珍しくモルト界のレジェンドと呼ばれています。
現在ヨーロッパの一部でしか製造されていません。
About Special Malt
焙煎のみ
焙煎と燻製
①発芽の後の乾燥の違い。
②乾燥の際にビール特有の香ばしい香りや琥珀色が導かれる。
③特殊モルトは強い乾燥によって、香ばしさが出て濃色となるが酵素を失活させる為使用は限られる。
解説
■モルトを焙煎、燻製する。
■一般的には乾燥させたモルトに数パーセント特殊モルトを混ぜて使う場合が多い。
OEM
Original Equipment Manufacturer
Point01
一般モルト、テンネモルト、特殊モルト、全てを好みによってチョイスできます。
Point02
あなたの好みの焙煎、燻製でオーダーメイドできます。
Point03
自社生産の大麦のモルト販売、持ち込み大麦によるモルト加工も承ります。